スワップファイルの追加手順まとめ RHEL5.6
RHEL5.6にてスワップファイルを設定した(つもり)が、
うまく設定できていなかったので再設定とあわせてメモ。
1.スワップに追加するファイルを作成します。
# dd if=/dev/zero of=/home/tmp1/swapfile bs=1024K count=4096
※/swapfileという名前のファイルをサイズ4GBの大きさで作成
・ファイル名、パスを変更する場合:"/swapfile"の部分を変更。
・サイズを変更する場合:"4096"を変更。
2.mkswapコマンドを使用して、スワップファイルをフォーマットする。
# mkswap /home/tmp1/swapfile Setting up swapspace version 1, size = 4294963 kB
作成したファイルをスワップに追加します。
# swapon /home/tmp1/swapfile
3.ファイルが正しく追加されたかどうか確認する。
swapon -sコマンドで、追加されたファイル名とサイズが正しく表示されることを確認します。
# swapon -s Filename Type Size Used Priority /home/tmp1/swapfile file 4194296 0 -1
※もし何も表示されない等の場合はswaponが有効になっていません。
またこのまま再起動するとスワップは自動的に有効にはなりません。
有効になっていない場合は以下の様にswapが0と表示されます。
# free -m total used free shared buffers cached Mem: 2010 687 1323 0 27 454 -/+ buffers/cache: 205 1805 Swap: 0 0 0
5.OS起動時に自動でスワップが追加するように設定する。
起動時にスワップが有効になるようにコマンドを実行するように設定する
rc.local にコマンドを追加する。
# vim /etc/rc.d/rc.local swapon /home/tmp1/swapfile
※なおOS起動時に自動でスワップが追加されるよう/etc/fstabに設定をしてみたが、設定方法がまちがっているのかうまく自動追加されず、再起動後は有効にならなかったので別の方法を試す事にしました。
きっと設定内容が間違っているだけだと思うので間違っている方法を晒しておきます。
#vi /etc/fstab
/swapfile /home/tmp1/swapfile swap defaults 0 0
6.OSを再起動して確認する。
# free -m total used free shared buffers cached Mem: 2010 781 1229 0 30 465 -/+ buffers/cache: 284 1725 Swap: 499 0 499 # swapon -s Filename Type Size Used Priority /home/tmp1/swapfile file 511992 0 -1
参考URL:Linuxスワップファイルの追加